ITエンジニア5年目からのキャリア|フリーランスという選択肢

IT転職から数年が経ち、スキルもある程度身についた。

「そろそろ次のキャリアをどうするか考えたい」

たい」――そんな人が5年目前後で直面するのが フリーランスという選択肢 です。

正社員として安定を得るのも一つの道ですが、フリーランスになれば 年収アップ・働き方の自由・スキルの最大活用 が可能になります。

実際、わたひ自身も会社員からフリーランスに転向し、年収は400万から600万、最終的には1200万まで伸ばすことができました。

この記事では、ITエンジニアが 5年目以降にフリーランスを目指すべき理由、必要な準備、案件の探し方 を解説します。

「自分にもフリーランスが向いているのか?」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ITエンジニア5年目以降にフリーランスを考える理由

スキルが一定レベルに到達する

IT転職直後は学ぶことが多く、まずは業務をこなすことが精一杯。

しかし5年目を迎える頃には、設計や開発の一部を任されたり、運用から改善提案までできるようになるなど、現場で通用するスキルが自然と蓄積されています

このスキルレベルに到達して初めて、フリーランスとして案件を受けられるようになります。

案件単価が上がりやすいタイミング

IT業界では「経験3年以上」で市場価値が一段上がり、「経験5年以上」でさらに高単価案件が増えます。

特にクラウド・Web開発・セキュリティ分野では、フリーランス向け案件の単価が 月60〜80万円以上 になることも珍しくありません。

正社員として昇給するより、フリーランス転向の方が 短期で年収を伸ばせる ケースが多いのです。

働き方の自由度が広がる

フリーランスになれば、勤務地・勤務時間・案件内容を自分で選べます。

「リモート中心で働きたい」「得意分野の案件だけを選びたい」といった希望を叶えやすくなるため、ライフスタイルに合わせたキャリア設計 が可能です。

フリーランスになるメリット・デメリット

フリーランスは「高収入」「自由な働き方」が魅力的に見えますが、同時にリスクもあります。

ここでは、実際にフリーランスとして活動して感じたリアルなメリット・デメリット を整理します。

フリーランスになるメリット

年収アップが狙える

正社員時代は年収400〜600万円が限界だったとしても、フリーランスなら 月60〜100万円の案件 があり、年収800万〜1000万超えも可能です。

フリーランスに転向する方の多くが年収アップが目的です!

働く場所と時間の自由

在宅・リモート案件も多く、通勤ストレスから解放されます。また、稼働日数を減らして「週4稼働・年収600万」といった柔軟な働き方も選べます。

案件選択の自由度

自分の得意分野や興味のある分野に絞って案件を受けられるので、スキルの方向性を自分で決められます。

フリーランスになるデメリット

収入の不安定さ

案件が途切れれば収入はゼロ。正社員と違い、毎月の固定給が保証されません。

逆に言うと、案件が途切れる人は需要がない人なので、フリーランスになるのは早いのかもしれません。

社会保障・税金の自己管理

健康保険・年金・確定申告などは自分で手続きする必要があります。特に税務知識がないと、思わぬ出費やペナルティにつながることも。

収入が増えると社会保険が結構な額になりがちです。

キャリアの停滞リスク

スキルを磨き続けないと「ただの作業者」になり、単価が伸びないまま案件が減る可能性があります。

ポイントまとめ
  • メリット:高収入・自由な働き方・案件選択の自由
  • デメリット:収入の不安定さ・社会保障の自己管理・スキル停滞リスク

メリットとデメリットを理解したうえで、「自分に合うか」を見極めることが大切です。

フリーランスになるための準備

フリーランスは自由度が高い一方で、準備不足のまま独立すると「案件が取れない」「税金で苦労する」といったリスクに直面します。

ここでは、フリーランスとして活動を始める前に整えておくべき準備を解説します。

ポートフォリオ・スキルの棚卸し

フリーランスにとって「何ができるか」を示す材料は必須です。

  • これまでの開発実績、運用実績を整理する
  • GitHubや技術ブログに成果を公開する
  • プロジェクトでの役割(設計/実装/テストなど)を明確化する

ポートフォリオがあることで、エージェントやクライアントからの信頼を得やすくなります。

資格や実績を整理する

資格は必須ではありませんが、客観的にスキルを証明できる強力な武器になります。

  • AWS認定資格(クラウド系案件に強い)
  • 応用情報技術者(基礎力の証明)
  • セキュリティ関連資格(高単価案件に直結)

実績を伴わない資格は意味がないので、あくまでも様々な案件で経験した経歴がある上での話です。

税金・保険・確定申告の知識を身につける

税金・保険・確定申告の知識を身につける

  • 開業届・青色申告の手続き
  • 国民健康保険・国民年金の切り替え
  • 経費管理・帳簿付け(会計ソフト利用推奨)

帳簿付けなどは会計ソフトを使えば問題ありません!
税理士に頼まなくても基本的に大丈夫です。

ポイントまとめ
  • ポートフォリオとスキルの棚卸しで案件獲得の武器を準備
  • 資格・実績を整理して市場価値を高める
  • 税務・保険知識を身につけて金銭トラブルを防ぐ

フリーランス案件の探し方

フリーランスになる上で最大の関心事は「どうやって案件を獲得するか」です。

案件獲得ルートはいくつかありますが、それぞれにメリットとデメリットがあり、自分のスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

直接営業(人脈や企業にアプローチ)

  • 前職のつながりや知人から紹介を受けて案件を獲得する方法。
  • 信頼関係があるため、継続案件につながりやすい。
  • ただし人脈がない状態から始めると難易度は高め。

案件サイトを利用する

  • 「クラウドワークス」「Lancers」などのクラウドソーシングで案件を探す。
  • 初期実績づくりに向いているが、単価は低め。
  • 長期的にはスキルが活かしきれず消耗する可能性もある。

フリーランスエージェントを利用する

  • 案件紹介に特化したエージェントに登録し、スキルや希望条件に合った案件を紹介してもらう方法。
  • 高単価案件(60万〜100万円/月) を紹介してくれるケースも多く、安定的に案件を獲得しやすい。
  • 契約や単価交渉、税務サポートなども含まれる場合があり、初心者でも安心して始めやすい。

リーランス初心者に最もおすすめなのは 「フリーランスエージェントの活用」 です。
実務経験が5年程度あれば、高単価案件をすぐに紹介してもらえる可能性があります。

ポイントまとめ
  • 直接営業:人脈がある人は継続案件を得やすい
  • 案件サイト:初期実績作りに有効だが単価は低い
  • フリーランスエージェント:高単価・安定案件を得るなら最有力

おすすめのフリーランスエージェント比較

フリーランスエージェントは、それぞれ強みや特徴が異なります。

ここでは、代表的なエージェント7社を比較して紹介します!

レバテックフリーランス

  • 案件数・実績No.1:業界最大級の案件数(10万件以上)
  • 平均年収862万円 と高水準
  • 支払いサイトが短い(翌月15日払い)

案件量・単価・安心感すべてトップクラス!

PE−BANK

  • 設立40年以上の老舗フリーランス支援会社
  • 地方案件やベテランエンジニア向け案件も多い
  • 独自の「共同受注制度」で安定した案件供給

マージンが低い(8%~)ため収入面で有利です!
長期案件・地方在住エンジニアにもおすすめできます。

Engineer-Route(エンジニアルート)

  • 高単価案件が豊富(月70万〜100万円台多数)
  • エンジニア経験者専用で、スキルマッチングが細かい
  • 支払いサイト:15日と短期

ポテパンフリーランス

  • ポテパンキャンプ卒業生の案件紹介も強い
  • Web系・スタートアップ案件が多い
  • キャリア相談サポートも充実

若手エンジニアや実務経験浅めでも挑戦しやすい点がおすすめ。

ギークスジョブ(geechs job)

  • 登録者数16万人以上、案件数豊富
  • サポート面も強く、税務・福利厚生サービスあり
  • スマホアプリやWeb開発案件が中心

20〜30代Webエンジニアに人気です。

エンジニアファクトリー

  • フリーランス向け歴が長い老舗エージェント
  • PM/PLクラスや大手案件も扱う
  • 定期的な案件紹介+フォローアップが手厚い

高収入狙い・経験5年以上のエンジニアに強いエージェントです!

Midworks(ミッドワークス)

  • 報酬保障制度あり(待機期間中も報酬の一部支給)
  • 書籍・資格費用支援など 正社員並の福利厚生
  • マージン率を公開(20%)しており透明性が高い

安定を求める人におすすめ!

エージェント比較表(概要)

スクロールできます
エージェント名公式リンク特徴案件単価目安働き方
レバテックフリーランス公式サイト案件数・単価トップクラス月60〜100万常駐・リモート両方
PE−BANK公式サイト地方案件・老舗の安心感月50〜100万常駐・リモート両方
Engineer-Route公式サイト高単価案件特化月70〜100万常駐中心
Midworks公式サイト福利厚生・報酬保証月50〜80万常駐中心
ポテパンフリーランス公式サイト若手・経験浅めでもOK月30〜60万常駐・リモート両方
ギークスジョブ公式サイトWeb・アプリ開発に強い月40〜80万常駐・一部リモート
エンジニアファクトリー公式サイトベテラン・PM案件多い月60〜90万常駐中心
  • 高収入狙いなら:レバテック・Engineer-Route・PE−BANK
  • 安定志向なら:Midworks・PE−BANK
  • 柔軟に働きたいなら:ポテパン
  • Web志向なら:ギークスジョブ

複数のエージェントに登録して比較することで、最適な案件と条件を選べます。

まとめ|5年目以降はフリーランスも有力な選択肢

ITエンジニアとして5年ほど経験を積むと、スキル・実績ともに市場で評価され、フリーランスとして独立できるチャンスが広がります。

フリーランスは 「年収アップ」「働き方の自由」 を得やすい一方で、安定性や保障の面では正社員に劣ることもあります。

だからこそ、最初の一歩は フリーランスエージェントを活用すること が大切です。

案件紹介・単価交渉・税務サポートまでトータルで支援してくれるため、安心して独立をスタートできます。

チャンスをつかむのは「準備した人」から!
まずは気になるエージェントに無料登録してみましょう!!

レバテックフリーランス
案件数・単価トップクラス
高単価支払早い常駐/リモート
  • 業界最大級の案件からマッチング
  • 高単価案件が豊富(月60〜100万円)
  • 担当の伴走サポートが手厚い
単価目安
月60〜100万
働き方
常駐 / リモート
PE−BANK
老舗×全国対応で安心
地方OK長期案件老舗
  • 設立40年以上の運営実績で信頼感
  • 地方含む全国の長期案件に強い
  • 共同受注制度で安定した稼働が可能
単価目安
月50〜100万
働き方
常駐/地方含む
Engineer-Route(エンジニアルート)
高単価特化・即戦力向け
高単価経験者向け支払15日
  • 月70〜100万円台の案件が中心
  • スキルマッチングが精緻でミスマッチ減
  • 支払いサイト短めで資金繰り◎
単価目安
月70〜100万
働き方
常駐中心
Midworks(ミッドワークス)
正社員並みの保障で安心
報酬保障福利厚生透明マージン
  • マージン公開で透明性が高い
  • 待機時の報酬サポートなど保障充実
  • 学習支援(書籍・資格費用補助)
単価目安
月50〜80万
働き方
常駐中心
ポテパンフリーランス
若手・実務浅めでも挑戦可
Web系学習支援リモート増
  • スタートアップ・受託Web案件が中心
  • ポテパン経由の学習〜実務導線
  • キャリア相談の手厚さが好評
単価目安
月30〜60万
働き方
リモート多め
ギークスジョブ(geechs job)
Web/アプリに強い
Web系福利サポート若手人気
  • フロント・モバイル案件が豊富
  • 福利厚生・税務サポートあり
  • 20〜30代のスキル伸長に好相性
単価目安
月40〜80万
働き方
常駐/一部リモート
エンジニアファクトリー
老舗ならではの信頼感
PM/PL大手案件長期安定
  • ベテラン層・リーダー案件が豊富
  • 大手直・一次請け案件あり
  • 定期フォローで長期稼働がしやすい
単価目安
月60〜90万
働き方
常駐

※単価・特徴は一般的な目安です。最新条件は必ず各公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

氷河期世代ど真ん中。
高卒フリーターからブラック企業を経てITエンジニアに転職。
リーマンショックのときは派遣切りにも遭いました!
36歳でフリーランスに転向し、現在は年収1200万円を突破!
年収アップを応援するWEBサイトを運営しています。

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